昨年末にマンチェスター・ユナイテッドを退団したクリスティアーノ・ロナウド。規律面に厳しいエリック・テンハフ監督と衝突し、喧嘩別れのような形になった。

そうしたなか、ユナイテッドのポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスが指揮官について語った。

元ユナイテッドのレジェンドであるリオ・ファーディナンドとの『BT Sport』のインタビューでこう述べたのだ。

ブルーノ・フェルナンデス

「彼(テンハフ監督)がやってきて、僕らはツアーに出て練習を行った。

彼は人々に要求する。そして、それができなければ、プレーさせない。

最初は『彼はやれんのか』って感じだった。大物選手が彼の求めることをしなかったら、追放するのか否か。

彼はそれをやった。何度もね。クリスティアーノにも、ジェイドン〈サンチョ)にも、マーカス(ラッシュフォード)にも。

決定的瞬間は、絶好調だったマーカスが悪さをやったら、監督がウルヴス戦で外したこと。誰もが、『うわ!』って感じだったよ。

最初はみんな『Wow、彼は中心人物だし、必要なのに』って感じだった。でも、2回目の時には自分は一緒に座っていたダビド・デヘアにこう言ったんだ。『こうしなきゃいけない。もし、彼に何もしなければ、若手たちは自分にも何もしてこないと思ってしまうからね』。

監督はRashy(ラッシュフォード)に全てにおいて一貫することを求めている。試合やゴール、パフォーマンスだけでなく、ピッチ外でもね。

当然ながら、最初マーカスは怒っていたよ。プレーしたいからね。

でも、彼は間違いを犯して、それを受け入れた。そして、試合に途中投入され、ゴールを決めて勝った。

最後は彼も監督も笑顔で笑い合っていたよ。それがあるべき姿さ。

僕も親だし、あなたも親です。家庭でルールを決めなければいけない時もある。

そうしなければ、彼らは上を飛び越えて、短期間のうちに家の所有者になってしまう(笑)」

ウルヴス戦で控えに降格させられたラッシュフォードは怒っていたというが、途中投入から決勝ゴールをマーク。試合後にはテンハフ監督と抱き合って喜んでいた。

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テンハフ監督はロナウドらスター選手にも容赦しない姿勢を貫き、最初は懐疑的だった選手たちもそのやり方を受け入れるようになったとのこと。

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