今季ユヴェントスからローマに移籍したパウロ・ディバラに、1ヶ月もの出場停止処分が課せられる可能性があるという。
『La Repubblica』によれば、水曜日に当局によってディバラへの事情聴取が行われ、それは1時間半もの間続いていたという。
その理由は、彼が昨季まで所属していたユヴェントスから帳簿外の未払い給与300万ユーロ(およそ4.3億円)を回収したためであるとのこと。
ユヴェントスは新型コロナウイルスのパンデミックの際、表向きには選手の給与を削減したと発表し、帳簿に残らない形で後に支払いをするという約束を行っていたという。
ただ、クラブは連盟の規則に違反する形での補償を行うことは禁止されており、さらに選手がそれを受け取ること、同意することも禁止されている。
もしそれが有罪だと認められた場合、「少なくとも1ヶ月」もの出場停止が課せられることになる。
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ユヴェントスは他にもイタリアサッカー連盟の同意なしに非公開で行われた合意があるのではないかと疑われており、3月27日には予備審問に臨む予定となっている。