不正会計問題で勝点を剥奪されたユヴェントスは、セリエA第22節フィオレンティーナ戦に1-0で勝利した。
終了間際にはフィオレンティーナがゴールネットを揺らすも、VARの結果、オフサイドで取り消し。
その瞬間、ユーヴェのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は審判団の近くで何事かを絶叫。イエローカードを提示されており、海外の実況も思わず笑ってしまっていた。
試合はユーヴェのホームで行われたが、アッレグリ監督とサポーターとのバトルも話題になっている。
『Sport Mediaset』などによれば、指揮官は「黙れ!どうした!ここに来いよ」と叫んでいたという。
【動画】なぜかスタンドは爆笑…アッレグリ監督が来いよ!とキレた問題シーン
試合後、アッレグリ監督はサポーターとの衝突についてこう説明していたそう。
「苦しい時こそ、我々を応援するべきだから、腹が立ったんだ。
9割の人は応援してくれるが、1割は関係なく争い、モイーズ・キーンやマッティア・デ・シッリョ、レアンドロ・パレデスに八つ当たりをする。
彼らはユヴェントスの選手だ。スタジアムに来てブーイングをする人間がいる。大変なときに頑張っているあの子たちに無礼だ」
「申し訳ない。ほとんどの人はこの瞬間を理解しているからこそ、チームを助けてくれる。
だが、良いも悪いも関係なく、キーンやデ・シッリョ、パレデスにブーイングを浴びせる人もいる。
彼らはユーベの選手であり、全員が必要だ。誰かをブーイングをしようという考えでスタジアムに来る人間がいる。
難しい局面でよきことをしている選手たちに無礼だ。ミスをしたらモンツァのようにブーイングするのは当然だ」
選手に対する理不尽なブーイングが許せなかったようだ。