久保 建英

大成功というにはまだ時期尚早だが、期待を込めて彼の名前を挙げよう。

バルセロナの下部組織で育った“天才少年”は、日本への帰国を余儀なくされた後、18歳になって選択したのが宿敵レアル・マドリーへの移籍だった。

ただレアルでは経験値の不足や外国人枠の関係もありローンの日々に。マジョルカ、ヘタフェ、ビジャレアルと転々とし、ワールドカップを控える昨夏に退団を決意した。

そこで加わったレアル・ソシエダでは今季、見事な活躍ぶり。ダビド・シルバのサポートを受けながら圧巻のパフォーマンスを見せており、チームも上位に付けている。