日本サッカー協会(JFA)は17日、日本代表の新たなコーチとして、名波浩氏、前田遼一氏と契約したことを発表した。
カタールワールドカップでラウンド16という結果を残した森保一監督率いる日本代表。大会後に横内昭展コーチと上野優作コーチがそれぞれジュビロ磐田とFC岐阜の監督に就任しており、後任が誰になるのか注目されていた。
名波氏は1972年生まれの50歳。Jリーグ歴代でも屈指のレフティとして知られ、日本代表として1998年ワールドカップに出場。引退後はジュビロ磐田や松本山雅FCで監督を務めた。
1981年生まれの41歳である前田氏は現役時代、ストライカーとして2年連続でJリーグ得点王に輝くなど活躍。引退後は指導者となり、昨年はジュビロ磐田U-18を率いてプレミアリーグWEST3位の成績を残している。
森保監督の意向が優先されたという今回の人事。斉藤俊秀コーチ、下田崇GKコーチ、松本良一フィジカルコーチは留任するようだ。
【関連記事】日本代表、カタールワールドカップで評価を下げてしまった6名の選手
ついに新体制の陣容が固まった森保ジャパン。ワールドカップ後の初戦は3月24日(※追記:23日から変更)、国立競技場での「キリンチャレンジカップ2023」となる。