僕は地方クラブに所属することが多かったので、そこの良さ・悪さはもちろんすべてではないですけど自分が選手をやってきたなかで他の選手よりはアンテナを張っていろいろ見て感じてきたことがあります。
その良さ、地方クラブの良いところ悪いところを感じた時に、ビッグクラブや都市のクラブとまったく同じことをする必要はないと思っています。独自性があることが重要でその地域に根ざして愛されるクラブを作ればいいのかなと。
それが破天荒なのか、「そういうのやるよね」ということなのか。でも何かそこに独自のスペシャルなものが常に付加価値として付いて回るようなクラブになればいいと思っています。僕の勝手な持論ですけど。
今から金沢が東京に変われるわけではないですし、大阪に変われるわけでもありません。地域も天候も違えば人の育ってきた場所や文化、食文化などもそうですし、違うわけです。
金沢や石川県全体で自分たちの良さを再確認するのがツエーゲン金沢、あるいはその他のスポーツであればいいのかなと思っています。
そのなかの一助となれるように微力ではありますけど、僕ができることをやっていく。「豊田それは違うよ」となったのであれば、自分自身がしっかり自分自身で、俯瞰的に見ながらですけどやれることを個人的にやっていかないといけないのかなと。
小さな力かもしれないですけど、見ているのはやはり5年先10年先。そこでどうあるべきかを模索しながら、僕自身は1日1日を大切に、プレーヤーとしてまた社会人として、人として石川県人として過ごしていくべきだと感じています。
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動画では他にも、タイミング的に「ラストチャンス」だったという地元・金沢への帰還、柳下正明監督から求められていることやプレーの変化、さらには2023シーズンについてやツエーゲン金沢のファン・サポーターへのメッセージなど、たっぷり聞いているのでこちらもぜひご覧ください!