8位:ゲルト・ミュラー

国内リーグ:405ゴール

国内カップ:92ゴール

国際カップ:69ゴール

代表チーム:68ゴール

総合公式戦ゴール数:634ゴール

ドイツで最も偉大な点取り屋、ゲルト・ミュラー。「爆撃機」と異名をとった選手であり、ペナルティエリアのなかでの卓越した得点感覚で数々のゴールを決めてきた。

176cmという平凡な体格、短い足、太めの体型でありながら、その短距離の鋭い反応と予測、驚くべき空中戦の技術、衝撃を逃がせる低い重心、そして圧倒的な得点感覚とシュートテクニックがあった。小さなスペースでも完璧なバランスで素早くシュートに持ち込める、その本能を備えていた。

1982年に引退してからはアルコール依存に苦しみ、2015年にはアルツハイマー病に罹患。昨年老人ホームで死去したことが報告された。享年75歳だった。