3番:DFヌサイル・マズラウィ
市場価値:2500万ユーロ(36億円)
バイエルン・ミュンヘンに所属する25歳のサイドバック。
彼もオランダ生まれで、オランダとモロッコで争奪戦が繰り広げられたほどの存在だった。
4度の入団テストの末に7歳で名門アヤックス入りした彼はボランチとしてプロデビュー。だが、穴埋めのために起用された右サイドバックとしてブレイクを果たす。その点ではリヴァプールのイングランド代表トレント・アレクサンダー=アーノルドと似ている。
そんなマズラウィは1vs1や前線の選手との連携を好みつつ、試合を読むことにも優れ、守備面ではそれが発揮される。
彼もジヤシュ同様にハリルホジッチ監督との衝突で一時は代表を去ったが、今年9月に復帰した。
ハリルと仲違いした原因は、2020年10月に起きたボトル事件。熱さ対策のために練習で5分ごとにドリンク休憩があったというが、そこで水分補給をしなかったことにハリルがキレたとか。
両サイドバックと中盤をこなせるが、今大会では左サイドバックとして起用されている。ただ、彼もポルトガル戦を故障のために欠場している。