今季ヨーロッパリーグを戦っているローマ。グループステージでは3試合で勝点3となっており、敗退の危機に直面している。

さらに先日は今季加入したパウロ・ディバラが負傷してしまい、ワールドカップへの出場すらも危ぶまれる長期離脱にとなった。

13日夜にはベニト・ビジャマリンでレアル・ベティスとの対戦を控えているが、非常に苦しい状態に陥っている。

しかし『Sky』『chiesaditotti』などの報道によれば、ローマを率いているジョゼ・モウリーニョ監督は以下のように話していたとのこと。

ジョゼ・モウリーニョ

「4~5年前に冬開催のワールドカップのスケジュールについて話されていたとき、怪我人が増えることは誰もが予想した。そして、今我々はそれを乗り越えている。

私は物事がうまくいかなくなったときに泣き言を言うと批判されてきた。しかし、昔より泣かなくなったよ。物事の現実とともに生きることを学んできたからね。

試合数が多すぎると言えるのは、金持ちクラブの特権だ。リッチだから言える。多かれ少なかれ、結局は金持ちだからさ。

貧乏なクラブは週一回の試合だ。リッチなクラブは毎回ローテーションできる。小金持ちクラブは難しい状況になるがね。金持ちと同じくらい頻繁にプレーするが、変更するオプションが乏しいからね。それが私が置かれている状況だ。

(タミー・エイブラハムがチャンスを決められずにいるが?)

それはチームの問題だ、個人ではなく。そのような分析をするのは好きではない。ストライカーにはそのような時期が必ずある。

問題は、ゴールチャンスを作るだけで試合に勝てるのであれば、我々は首位にいるだろうということだ。

試合に勝つためにはゴールが要るのだ。最初のチャンスで決められることもあるが、おおよそ4~5回必要とする。より効率的になる必要があるね」

【写真】モウリーニョ監督の「最も奇妙な補強」TOP10

なお、アンドレア・ベロッティとステファン・エル・シャラウィについてはこの試合でスタメン出場しないとのことだ。

【厳選Qoly】U-23日本代表、U23アジアカップに招集できなかった「海外日本人」の逸材たち12名

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら