ジョゼ・モウリーニョ監督が率いるローマは今夏に大型補強を行った。
開幕4試合を3勝1分と好スタートを切ったものの、5節ウディネーゼ戦は4-0の惨敗。
Optaによれば、これはモウリーニョ監督にとってセリエAで最大の敗戦だそう。同監督がこれと同等以上の点差で負けたのは2度だけ。レアル・マドリー対バルセロナ戦の0-5(2010年)、チェルシー対マンチェスター・ユナイテッド戦の0-4(2016年)。
試合後、モウリーニョ監督はこう述べていた。
「難しい試合だった。相手はこういう試合でどうプレーするかを熟知しているので、ビハインドになってはいけない。
先制されると、相手はコンパクトにしてくるし、ゲームやファウルのマネージメントを熟知している。
非常にフィジカルで経験豊富なので、ビハインドになったら大変になる。
4-0で1試合に負けるほうが、1-0で4回負けるよりはいい。勝点3を失ったが、そうでなければ12を失うことになる。
我がローマには逆転するクオリティがないのか?それは相手と試合の流れによる。得点チャンスはあったが、決められなかった。
我々はここまで勝点10を得ており、他の多くのチームと並んでいる。
選手たちは私を必要としている。彼らにも1-0で4回負けるよりもこういう負けのほうがいいと伝えた。
パウロ(・ディバラ)とチームはいいチャンスを作り出した。彼はピッチ上で最高の選手だったと思う」
この日のローマは開始5分で先制されると、後半に3点を奪われた。
モウリーニョ監督はウディネ相手にはリードされたら厳しい試合になるしつつ、ウノゼロで4回負けるよりも4失点で1度負けるほうがマシと述べていたそう。