エムバペの移籍騒動が再燃したPSG。UEFAチャンピオンズリーグ第4節でベンフィカを迎え撃ったが、1-1の引き分けに終わった。
パリはポゼッションとパス数では圧倒したものの、勝ち越せず。試合後、クリストフ・ガルティエ監督とセルヒオ・ラモス、ダニーロはこう述べていた。
クリストフ・ガルティエ
「PSGは勝たなければいけない。今日は先週のようにお互いがチャンスを多く作った試合ではなかった。守備が攻撃を支配した。
ファイナルサードでは、プレーをスローダウンさせるのではなく、加速させるべきだった。
それがベンフィカの帰陣とコンパクト化を許すことになり、より難しいことになってしまった。
我々は魅力や脅威に欠けている。単純にシーズン当初は、もっと縦へのプレーが多かったし、サイドでもペナルティエリア内でもプレーが速かった。
今日はボールを持つたびに余分なタッチやバックパスがあり、相手を崩すのが難しくなった」
セルヒオ・ラモス
「僕らに欠けていたのは、決断力だけ。そういう些細なディティールが違いを生む。
相手は非常にフィジカルが強いチームだし、戦術もうまく機能していた。ライン間のスペースを見つけられなかった」
ダニーロ
「非常に組織されたベンフィカとの対戦は、こういう難しい試合になることは分かっていた。
序盤はとてもよかったし、前半はうまく終えられた。後半は最後までゴールを狙ったけれど、そのチャンスはなかった」
一方、ベンフィカのロガー・シュミット監督は「両チームともに守備が非常によかったので、チャンスはあまりなかった。選手たちを誇りに思う。絶対に諦めなかったし、自分たちを信じ続けた」とコメント。
なお、同じグループHではユヴェントスがマッカビ・ハイファに敗戦。PSGとベンフィカが勝点8で並んでおり、ユーヴェとは勝点差5ポイントをつけている(マッカビ・ハイファも同勝点)。