アーセナルで4シーズンを過ごしてきた元ドイツ代表DFベルント・レーノは、今夏のマーケットで同じプレミアリーグのフラムへと移籍することになった。
昨季は加入してきたアーロン・ラムズデイルにポジションを奪われ、わずか8試合の出場だけでシーズンを終えていた。
さらに今夏はアメリカ代表選手のマット・ターナーを獲得しており、レーノはそれに追われる形で退団していた。
そして今回レーノは『Bild』に対して以下のように話し、アーセナルを離れた理由は政治的なものだったと明かしたそう。
ベルント・レーノ
「パフォーマンスやクオリティが問題ではないことに気づいたとき、アーセナルを離れなければならないと思った。
プレシーズンの段階で、これはパフォーマンスの問題ではなく、政治的な問題であることがわかった。自分にとは明らかなことだったし、退団しなければいけなかった。
僕にとってもっとも重要なことは、自分のリズムを取り戻すことだ。アーセナルでは適切なトレーニングができず、準備も出来ていなかったからね。
代表チームに戻ることに向けて集中できるかどうか、それは僕自身次第だね」
レーノはこれまでドイツ代表で9試合に出場しているものの、この1年間はアーセナルで出番を失っていたこともあって招集されていない。