チュニジア戦を翌日に控えた6月13日、日本代表のFW南野拓実(リヴァプール所属)がオンラインでの囲み取材に応じた。
日本代表のレギュラーとしてアジア予選の突破に貢献した南野だが、昨夏復帰したリヴァプールでは1年間を通して出場機会に恵まれなかった。
記者から「自分の気持ちをどのように維持していたのか?」を問われ、このように回答した。
南野拓実(日本代表FW)
「自分が試合に出たら何か残してやると常に思っていました。
選手として出場機会が少ないことはやっぱり悔しい。その悔しさのモチベーションというか怒りのモチベーションというか、日々そういう気持ちでしたね。
それと戦っているというか、常にそういう気持ちと向き合いながら練習や試合をしていました。
(何か心の支えになったものは?)
心の支えは特にないですね。自分自身と向き合っていただけというか。
僕が出る試合は(カップ戦が中心で)誰もあんまり興味のない試合が多かった。結果を残しても別に反響があるわけでもないので。
そういう外部のことは全く考えていなくて、自分自身の価値を証明するために自分自身を奮い立たせて頑張ったっていうだけです」
悔しさや怒りのモチベーションで自分を奮い立たせていたようだ。
【写真】日本代表、2022年にピークを迎えていなければならなかった10名
またフィジカル面では、高いレベルの強度を保つために全体練習後に個人トレーニングを積んでいたという。