日本代表のMF守田英正(サンタクララ所属)が6月1日、オンラインでの囲み取材に応じた。
日本代表は今回のワールドカップ最終予選で非常に厳しいスタートを切ったが、守田らがレギュラーに定着して以降、破竹の快進撃で7大会連続となる本大会出場を決めた。
今やチームの頭脳となった感すらある守田。そんな彼が「ボランチとして一番難しいこと」を説明してくれた。
守田英正(日本代表MF)
「前(攻撃陣)っていうのは(自分の)欲しいタイミングでくれっていう選手が多い。
それはチームとしてはありがたいことです。ただボールを失ってはいけない時間帯や、周りの呼吸を感じてプレーしていると、自分は(パスを)出してあげたくても出さないほうがこの後のことを考えたら良い時間帯もある。
(あるいは)守備の時に(せっかく)ボールを奪ったのに、その後のカウンターで失ってしまうとこっちがアンバランスな中で二次攻撃されると難しいなとか。
そういう塩梅やバランスみたいなものは(自身は)すごく重要視していて、正直そこが一番ボランチとして難しい部分ではあります」
FWやチーム全体の意識が攻撃に傾いている時でもそれを“あえて”止めないといけない状況もあり、それが技術的にも心情的にも難しいと感じているようだ。
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守田は現在、左ふくらはぎの違和感で別メニュー調整中。2日のパラグアイ戦は欠場する見込みで6日に行われるブラジル戦での復帰を目指している。