29日に行われたアジア最終予選の最終節でベトナム代表と1-1で引き分けた日本代表。
この試合は大幅に先発メンバーを変更して臨んだがなかなか機能せず。オーストラリア戦で途中出場から2得点を決め、先発への待望論が強かった三笘薫もあまり活躍することができなかった。
なぜ三笘は輝けなかったのか?オーストラリア戦の直後の取材で守田英正がこんなことを語っていた。
守田英正(日本代表MF)
「彼(三笘)のドリブルを引き出させてあげるには“ハーフスペース”っていわれる、彼がワイドに張っている時に横に1人いてあげるっていうのが大前提というか。
それがあるから相手とってはすごく嫌で彼の1対1の強みってのがより生きるんです。そこに入ることは僕もそうですし(田中)碧も意識してたと思います」
“ハーフスペース”とはピッチを縦に5分割した時、2と4にあたる中央両隣のスペースのこと。相手の守備陣にとってちょうどギャップが生まれるエリアだ。
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かつて川崎フロンターレで同僚だった守田によれば、そのスペースに味方選手が立っていることが三笘のドリブル能力を引き出す、すなわち活躍できる“大前提”なのだという。