セルティックが宿敵レンジャーズから覇権を奪還した今季のスコットランドリーグ。

レンジャーズはウェールズ代表MFアーロン・ラムジーを冬に補強したが、彼はそこまでのインパクトを放てなかった。

セルティック戦でゴールを決めることもあったが、EL決勝では痛恨のPK失敗。怪我もあり、13試合で2ゴール2アシストに留まっている。

レンジャーズ加入当初、ラムジーにはポール・ガスコインやブリアン・ラウドルップらレジェンド級の期待が寄せられていた。

そうしたなか、かつてセルティックでプレーした元ウェールズ代表FWジョン・ハートソンは、そもそもの期待が過大だったと指摘。『The Go Radio Football Show』でこう述べたそう。

ジョン・ハートソン(元セルティックFW)

「驚きはしなかった。

彼はあまりプレーしていなかったからね。

自分も含めて誰もが、もっと大きなインパクトを与えるだろうと思っていた。ただ、フィットネスは明らかに準備ができていなかった。

プレーできた時にはOKだと思わせたよ。

セルティック戦などゴールを決めたが、国内カップ準決勝での怪我でまた離脱するはめになった。

EL決勝のPK失敗で終わりになったこともさらにイラつくだろう。

決勝進出とFAカップ優勝はいい経験になったと思うが、全体的にはあまり調子が上がらなかったと言わざるを得ない。

(2人のレジェンドと比較されるのは)ありえない。彼はガスコインではないんだ。

彼は絶好調時でもガスコインではないし、ラウドルップでもない。

私はラムジーの大ファンだし、彼は素晴らしい選手だよ。でも、ポール・ガスコインではない。頼むよ。

素晴らしいCFと契約した時に、ヘンリク・ラーション並にいい選手だと言うようなものさ。とんでもない。

(古橋)亨梧だって7~8年は所属して、250ゴールを決めなきゃならないだろう。

人々はそいういうことを言いたがるものさ」

古橋も素晴らしいFWだが、ラーションのようなレジェンドといきなり比較するのは無理があると指摘していたようだ。

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元スウェーデン代表FWラーションは1997~2004年までプレーしたセルティックでクラブ史上3位となる通算242ゴールを決めている。

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