18日に行われたUEFAヨーロッパリーグの決勝戦は、PK戦の末にアイントラハト・フランクフルトがグラスゴー・レンジャースを破って優勝を果たした。
この試合はスペインのセビージャにあるエスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスフアンで行われたのだが、その前にはやはりサポーターによるトラブルが起こっていたようだ。
『Antena3』によれば、事件が起こっていたのは月曜日の深夜から試合の直前であるとのこと。
月曜日の夜には200人のフランクフルトサポーターが大聖堂周辺に集結し、レンジャースのサポーターと対峙。物理的な攻撃に発展したことから警察が介入し、事件となったという。
【動画】フランクフルト対レンジャーズ、サポーターの間でも戦いに
また試合の数時間前には再びセビージャ中心部、スタジアムの周辺で複数の事件が発生した。
サンベルナルド橋やルイス・モントト通りの付近でフランクフルトのサポーターがレンジャーズのサポーターを襲撃し、争いが勃発していたとのこと。
今回のヨーロッパリーグでは両者のサポーター10~15万人が現地を訪れており、その多くがチケットを持っていなかった。
彼らの行動を懸念した当局は警備を強化しており、1000人規模の機動隊と最大5500人のエージェントが配備されていたそう。
さらに試合後にも暴動が起こる可能性があるとして、軍隊の派遣も要請されていたとのことだ。