18日、2021-22シーズンを締めくくるUEFAヨーロッパリーグの決勝戦が行われた。
会場はスペインのエスタディオ・サンチェス・ピスフアン。アイントラハト・フランクフルトとグラスゴー・レンジャースという顔合わせとなった。
序盤からボールを握ってプレーしようとするレンジャーズと、カウンターからペースを握ろうとするフランクフルトという立場で試合は進む。
スコアが動いたのは後半に入って12分。レンジャーズのアヨデレ=アリボが裏に抜け出してシュートを放ち、フランクフルトのGKケヴィン・トラップの右手がわずかに届かない場所へと流し込んだ。
これによってビハインドを抱えたフランクフルトであったが、69分に同点ゴールを奪取する。
左サイドのタッチライン際からコスティッチがクロスを入れると、ニアポストに抜け目なく飛び込んだラファエル・ボレがシュート。これがゴールに決まり、試合は振り出しに戻った。
そして迎えた延長戦では両者ともにゴールを奪うことは出来ず、勝負はPK戦へと持ち込まれることになった。
PK戦ではレンジャーズの4人目ラムジーが失敗する一方、その直後に蹴ったフランクフルトの鎌田大地、コスティッチが成功。
リードを奪ったフランクフルトはさらに最後のラファエル・ボレもシュートを沈め、全員成功でPK戦を制した。
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— Eintracht Frankfurt (@Eintracht) May 18, 2022
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これによってアイントラハト・フランクフルトが2021-22シーズンのヨーロッパリーグを制覇。日本人選手の同大会優勝は2002年の小野伸二以来20年ぶりとなった。