鹿島アントラーズは23日に行われたYBCルヴァンカップで大分トリニータに3-0で快勝した。

この試合も腕章を巻いて出場したFW鈴木優磨が躍動。前半にPKを獲得&相手を退場に追い込む(動画0:50~)と、このPKは荒木遼太郎が決められなかったが、後半にはチームの2点目のゴール(動画2:40~)を記録している。

また、MF樋口雄太の先制ゴールの場面でも、鈴木のこの素晴らしいパスが起点となった(動画2:02~)。

これは完璧!

タッチラインぎりぎりの位置、それも相手に詰められた状況だったが、ワンステップで長距離のサイドチェンジ!このパスで相手を左右に揺さぶった結果、樋口のスーパーゴールが生まれている。

正確なキックの技術、それをワンステップで蹴る体の強さはもちろんのこと、これだけ離れた味方のポジションをしっかり把握できていることも見逃せない。

かつて追い求めたクリスティアーノ・ロナウドではなく、現在はカリム・ベンゼマやハリー・ケインへの憧れを口にしている鈴木。周りを使う能力はどんどん向上している印象だ。

【写真】日本代表、2022年にピークを迎えていなければならなかった10名

なおサガン鳥栖からの加入後初ゴールとなった樋口は「ボールを受けた瞬間にすごい前のスペースが空いているのが見えて、もう思い切り打とうという感じで。良かったです。受けた瞬間にシュートを打とうと決めていたので良かったです」と喜びを語っている。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介