セレッソ大阪は10日に行われたJ1リーグ第8節で、ヴィッセル神戸に0-1と勝利した。
決勝ゴールを奪ったのは加藤陸次樹。昨季ツエーゲン金沢から加入し7ゴールを記録した24歳FWは、これが待望の今季初ゴールとなった。
(動画1:43~。ドンピシャのヘッドだった)
チームを率いる小菊昭雄監督は試合後、記者から加藤について聞かれるとこのように回答した。
小菊昭雄(セレッソ大阪監督)
「彼はこのシーズン中、ベンチ外になることもありました。
非常に苦しみながらもベンチ外になったことでいろんな想いを感じただろうし、いろんな景色を見て、もう一度初心に戻って取り組んだ成果がここ最近の高いパフォーマンスに繋がっていると思っています。
今日ああやってゴールを取ってくれたことも非常に嬉しく思っています。それ以外にも、得点には至らなかったとしてもチームの勝利のために自己犠牲してハードワークしてくれる、本当に素晴らしい選手だと思います。
これから彼が(日本)代表に入っていくためには、今日のようなハードワークにプラスして得点やアシスト。得点に関わるということができれば本当に代表に入っていけるだけの能力を持っている選手だと思います。
そういったところの引き出しをさらに増やしていってほしいなと思っています」
小菊監督は、得点に関わる部分が向上すれば十分日本代表に入っていける選手だと褒めたたえている。
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この小菊監督の言葉を記者から伝え聞いた加藤は「僕自身そこは一番の目標です。その期待に応えられるように毎日日々の練習からやっていきたいと思っています」と気を引き締めていた。