今シーズンJ1リーグに昇格した京都サンガFC。6日に行われたガンバ大阪戦で1-1と引き分け、ここまでの7試合で2勝3分け2敗となっている。

そのなかで注目を集めている選手の一人が、左サイドバックを務めている荻原拓也。浦和レッズから期限付きで加入してから2年目を迎えている選手だ。

彼の特徴は攻撃力で、とくにDFながらフィニッシュに絡みまくるプレーが魅力。FC東京戦ではアルベル監督に「荻原拓也の攻撃力に対抗するために長友佑都をぶつけた」とまで言わせるもの。

ヴィッセル神戸戦では自らの持ち上がりからチャンスを作り、さらに自分でゴールを決めるというFW顔負けのプレーも見せていた。

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ガンバ大阪戦後の記者会見に出席した荻原拓也は、「なぜそれほどシュートに絡めるのか」という質問に対して以下のように答えていた。

荻原拓也

「高い強度というか、もともとの出力が高いからこそゴール前に行けるというのはあると思います。

ただ、予測していいポジションを取っていく、最後に自分がフィニッシュできるようなポジションを取っていく。それにはしっかりと走っていくということが大事です。

それは去年から出来ていることなので、あとは本当に最後の質のところですね。

それこそ神戸戦でのゴールのようなプレーが出せれば得点に繋がりますし、本当にチームを勝たせられる選手として評価されると思うんです。

そこが、これから求められる成長だと思います。

(DFラインが前節から麻田選手と井上選手のコンビに変わりましたが、プレーの意識に変化は?)

それぞれの選手で強みが違いますね。

例えば井上選手が入ったら、やはりビルドアップがかなり正確なので、サイドチェンジを受けられるように意識しています。あまりそういうボールは来なかったですけど…。

麻田選手とは去年からやっているので、正直一番やりやすい。関係性もありますし、後ろを任せられるから前に出ていけるというのはありますね」

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