苦しみながらも7大会連続となるワールドカップ出場を決めた日本代表。
今回も左サイドバックは長友佑都に頼ることになったが、彼は9月で36歳になる。また、昨日のベトナム戦で先発した中山雄太、今回招集された佐々木翔、さらに代役も可能な旗手怜央はいずれも左サイドバックが本職ではない。
ということで、W杯メンバーも狙えるかもしれないJリーグで活躍する左サイドバックたちを選んでみた。
佐々木 旭(川崎フロンターレ)
リーグ連覇中の川崎フロンターレにおいて、大卒1年目でポジションを掴みつつある新進気鋭の左サイドバック。
流通経済大学時代、曺貴裁コーチ(現・京都サンガF.C.監督)のもとで攻撃的MFからサイドバックへコンバートされると、持ち前の高い技術と攻撃センスを生かしたスタイルでグングン成長。
大学4年次にはチーム事情でセンターバックを務め、守備の対応力も大きく向上した。
近代サイドバックに必要な攻撃のビルドアップ能力はすでにリーグ屈指。現在の日本代表を見ても「川崎のレギュラー=代表クラス」と言えそうなだけに、ワールドカップに間に合う可能性は十分ある。