プレミアリーグ第29節、マンチェスター・ユナイテッドはホームでのトッテナム戦に3-2で勝利した。

ヒーローになったのは、全3ゴールを叩き出したクリスティアーノ・ロナウド。

37歳35日でのハットトリック達成は、プレミアリーグ史上2番目の最年長記録(最年長はテディ・シェリンガムの37歳と146日)。また、ヨセフ・ビカンの記録を破り、サッカー史上最多得点記録保持者にもなった(通算806ゴール)。

【動画】37歳ロナウドが爆発!怒りのハットトリックシーン

先週は「恥を知れ!」とコメントしていたご意見番ロイ・キーンもこの活躍に手のひらを反していた。『Sky Sports』の放送でこう述べていたのだ。

ロイ・キーン

「今日の彼は怒っているように見えた。今日のプレーは相当にアグレッシブだったね。

先週何があったにせよ、彼は明らかに何かに腹を立てていた。

今日の彼は長年に渡って見せてきたものを見せつけたよ。

天才だ。素晴らしい。3ゴールともファンタスティックだった。

彼はこのチームに多くをもたらしている。

なぜ人々はロナウドが毎週プレーできないとか、価値をもたらせないなどと言うのか。今日、見ただろう。

ロナウドの次のチャレンジは、このマンチェスター・ユナイテッドをふたたび優勝争いができるチームにさせることだ。

ロナウドがチームにいれば、どんなチーム構成でも、彼は試合を勝たせることができる」

ロナウド本人は「ピッチに戻り、ゴールと努力でチームを助けるという感覚に勝るものはない。ハードワークと団結があれば、どんな日でもどんなチームにも勝てることをあらめて証明できた。限界はない」などとのメッセージを出している。

ちなみに、オールド・トラッフォードで行われた試合は、NFLで活躍したレジェンドのトム・ブレイディも観戦。試合後にピッチ上でロナウドと何やら会話をするシーンが話題になっている。

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