田村 亮介

FC安養→ガイナーレ鳥取
ポジション:中央MF 攻撃的MF
生年月日:1995/5/8生まれ(26歳)

「タムタム」の愛称でファンから親しまれるMF。2020年に福島ユナイテッドでキャプテンを務めた田村亮介は、1年間Kリーグ2のFC安養でプレーし、今シーズンからガイナーレ鳥取へ移籍し、Jリーグの舞台に戻ってきた。

京都サンガの下部組織出身で、同期にはKリーグ2の大田ハナシチズンの石田雅俊、安山グリナーズFCの磐瀬剛がいる。また現在ビーレフェルトで活躍中の奥川雅也は、京都サンガユースの一学年後輩だ。

福島ユナイテッド時代はシャドーやMFの攻撃的なポジションでプレーして得点に絡むシーンが多かったが、FC安養では精度の高い配給能力を活かしてボランチで起用されていた。身長171cmと大きくないが、イマジネーション溢れる感覚的なプレーと正確無比なパス配給はKリーグ2でもピカイチだ。

FC安養では1シーズンを通して安定したパフォーマンスを披露したものの、FAカップでのPK失敗と昇格プレーオフで失点に繋がるボールロストで悪目立ちしてしまった。

【関連記事】この冬、Jリーグにやって来るかもしれない外国人選手たち(2021-22編)

それでも独学で勉強した韓国語はチームメイトと意思疎通するには十分なレベルまで上達し、サポーターからの好感度は非常に高かった。Kリーグでのプレーはわずか1年だったが、Jリーグとは異なる環境で酸いも甘いも経験した田村。ガイナーレ鳥取での飛躍に期待したい。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい