現在イングランドのリーグ・ワン(3部)を戦っているフリートウッド・タウンが、なんと2つの国にサッカークラブを創設したという。

フリートウッド・タウンはかつてアマチュア時代のジェイミー・ヴァーディがプレーしていたことで知られるクラブで、現在はプロリーグまで昇格している。

【動画】セミプロ時代のジェイミー・ヴァーディがフリートウッド・タウンで決めたハットトリック

マンチェスター・シティを中心としたシティ・グループが、世界各国のクラブに経営参画して業務を拡大していることはよく知られている。

フリートウッド・タウンはもちろんマンチェスター・シティのような資本力を持っておらず、海外のクラブを買うことはできない。

しかし、ゼロからクラブを創設することはできる…ということで、『Mirror』によれば彼らはアラブ首長国連邦(UAE)と南アフリカにサッカークラブを創設したようだ。

UAEでは来季から新たに3部リーグが立ち上げられることが決まっており、そこに参戦するのが「フリートウッド・ユナイテッド」。

さらに南アフリカではすでに4部リーグへと参戦している「ウェストケープ・フリートウッド」が首位を守っており、昇格に王手をかけているという。

『Mirror』によれば、フリートウッド・タウンの会長を務めているアンディ・ビリー氏は以下のように話したとのこと。

アンディ・ビリー会長

「我々は前向きなクラブだ。マンチェスター・シティがクラブのネットワークを持っていることは知られているが、我々が同じルートをたどると誰が思っただろうか?

我々は謙虚なレベルから始めることにした。選手を育成しながら、これらの国でピラミッドを登っていきたいと思っている」

フリートウッド・タウンは今後数年間で収益源を拡大し、世界中でサッカー選手を育成するというプロジェクトを持っているとのこと。

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