トルコのカップ戦4回戦、ハタイスポル対エユプスポルの試合でめったに見られないような偉業が達成された。

それを成し遂げたのはかつてマンチェスター・ユナイテッドにも所属していたセネガル代表FWマメ・ビラム・ディウフ。

2012年にユナイテッドを退団した後、ハノーファー96とストーク・シティを経てこのハタイスポルに加入し、エースとして活躍を続けている選手だ。

このエユプスポル戦、試合は1-1で90分が終了。しかしハタイスポルはアディショナルタイムにGKのアブドゥラー・イーテシュが退場してしまい、10人になっていた。

そして1-1のまま迎えた延長後半アディショナルタイム、ハタイスポルはなんと代わりに入ったGKヤブズ・ボヤルまで退場。なんとGKが二人ともいなくなってしまったのだ。

当然、代わりとなる選手はおらず、緊急的にキーパーを任されたのがマメ・ビラム・ディウフだった。

迎えたPK戦、一人目のキッカーになったディウフはきっちりとゴールを決めてリードを奪う。そしてゴールマウスへと向かうと、相手のギョクハン・カヤのシュートを左に外させた。

ハタイスポルはこのあとサバ・ロブザニーゼが失敗してしまったので同点になり、勝負はサドンデスの6人目。

すると、エユプスポルのエネス・ケスキンは左ポストへと当てて外してしまう!

【動画】マメ・ビラム・ディウフ、GKとして大活躍!

ディウフはなんと、緊急的にゴールキーパーを務めながら、自分でPKを決め、相手のPKを2発外させて勝つ…というとんでもない偉業を成し遂げたのだ。

さまざまな条件が重ならなければ起こり得ない場面。世界的にも大きな話題になっているようだ。

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