『Mirror』は「ストーク・シティに所属しているセネガル代表FWマメ・ディウフの母は、サウジアラビアの将棋倒し事故で犠牲になっていた」と報じた。
先月末にサウジアラビアの首都メッカで発生した大規模な将棋倒し事故が大きな話題となった。
年一回行われる大巡礼のため、イスラム教の聖地であるメッカは非常に多くの人々でごった返していた。
そして9月24日、メッカの中心部から9km東に離れたミナ地区で「石投げ儀式」が行われていたところ、それを見物しようとした観客が将棋倒しとなり、700人以上が死亡する記録的な大惨事となった。
現在地元当局によって犠牲者の身元確認が進められており、昨日その中にマメ・ディウフの母親であるグニラーヌ・ディウフが含まれていることが明らかになったという。
マメ・ディウフは1987年生まれの27歳。2012年にマンチェスター・ユナイテッドからハノーファー96に移籍し、日本代表DF酒井宏樹とも同僚であったことで知られるストライカーである。
2014年にフリーでストーク・シティに加入し、昨季は11ゴール、今季も7試合で3ゴールを記録するなど結果を残してきた選手である。
ストーク・シティは「彼の母親の悲劇的な死を受け、マメ・ディウフに心からの哀悼の意を示したい」と声明を発表し、彼と家族をサポートすることを約束している。