先日J1への昇格を決めたジュビロ磐田は、20日にリーグ優勝をかけた上位対決、V・ファーレン長崎との試合に臨んだ。
勝利すれば2位京都の結果次第で優勝が決まるという状況だったが、磐田は前半4分にウェリントン・ハットに先制ゴールを許してしまう。
30分には鈴木雄斗が同点弾を決めたが、その6分後に都倉賢に追加点を叩き込まれてしまい、ビハインドのまま後半に入ることに。
苦しい状況になったものの、終盤には見事なパス交換での完璧な崩しに成功し、山田大記のゴールで再び同点に追いつく。
しかし最終的にはこれ以上のゴールを奪えず、試合は2-2のまま引き分けで終了している。
試合後の記者会見には、1点目をアシストした大森晃太郎が出席。前節今季初ゴールを決めてシーズン連続得点記録を9に伸ばした彼は、その感想を以下のように話した。
大森晃太郎
「アシストの場面は、小川選手がいいところを見てくれたので、自分がフリーランをしたらボールが来たという感じでした。
(前節得点を決めてシーズン連続ゴール記録を更新したことについて)正直あまり気にしていなかったんですけど、やっぱりWikipediaにゼロがつくのはちょっと恥ずかしいので(笑)
2~3試合前から考え始めていました。いいところで決められましたね。
チームとしてやるべきことをやっていたら結果は出せると思っていました。あとは勝つだけです。今日は慌てずに自分たちのサッカーをブレずにやれたことが、最後同点に追いつけた理由かなと思いますね」
なお、ジュビロ磐田はこのあと28日にザスパクサツ群馬との試合を行い、再び優勝決定に向けて戦う予定だ。