9月30日にKONAMIからリリースされた、新ウイイレこと『eFootball』。

人気サッカーゲーム『ウイニングイレブン』が新たな名称となった同作は、フリー・トゥ・プレイ(F2P/基本プレイ無料)のゲームであることでも大きな話題に。

まずは家庭用ゲーム機とPCでリリースされ、ゲーム内での不具合等が見つかったことから、アップデート版の「バージョン0.9.1」が近日配信予定であることが発表されている。

今回はそんな『eFootball』のプロデューサー、木村征太郎氏に作品配信開始前に行ったインタビューをお届けする。

ついに統一された2つの名称

――『ウイニングイレブン』から『eFootball』という名前に、このタイミングでなった理由を教えてください。

タイミングは次世代機(※PS5やXbox SeriesX/S)というのが大きいです。ここにたまたま合ったというか、新エンジンを作ろうと動いていて、フリー・トゥ・プレイになる。また、eスポーツに力を入れるタイミングでもありました。

今までの続編ではないぞということで、このタイミングでリブランディングする形になりました。

――これまで、国内では『ウイニングイレブン』、海外では『PES(Pro Evolution Soccer)』と、同じ作品であるにもかかわらず別の名称が使われていました。いつ頃から統一を考えていたのですか?

ウイイレとPESのダブルブランドで長くやっていましたが、プロモーションをするにしても2つのものを用意しなければならず、統一したいという思いがずっとありました。

そうしたなか、『ウイニングイレブン 2020』からタイトルにeFootballと付けました。あくまでeスポーツを含める意味で付けたものだったのですが、統一する方向になった時に「であれば、これに統一しよう」ということで、『eFootball』になりました。