16日に行われたJ1リーグ第32節の浦和レッズ対ガンバ大阪は、1-1というスコアで終了した。
試合のペースは前半からホームの浦和レッズが握り、終了まで23本ものシュートを放った。
しかしゴールが決まったのは90+1分という終盤、DF菅沼駿哉のハンドで得たペナルティキックからだった。江坂任が東口順昭の壁を破り、先制点を奪取した。
だがその直後、試合再開からのファーストプレーだった。今度はガンバ大阪のロングボールからパトリックが侵攻し、岩波拓也のハンドでペナルティキックの判定となった。
これをパトリックがきっちり決め、スコアは1-1に。追いつかれた浦和がこのあと激しい攻めを見せたものの、このまま試合は終了している。
攻めきれなかった浦和のリカルド監督は、試合後以下のように話した。
リカルド・ロドリゲス
「試合の入りはとてもよかった。全体を通して見てもそうだった。1-0で終わってもふさわしい結果だったし、もっとゴールが決まってもよかった。それほどピンチも多くなかった。説明できない結果だ。
ケガ人も出てしまったので残念だが、交代で入った選手はとてもチームに貢献してくれた。ユンカーの欠場は内転筋の違和感によるもの」
一方、なんとか勝ち点1を拾ったガンバ大阪の松波監督は、「両サイドのマークがズレていたことで序盤押された。前半途中に修正したが、後半は相手がギアを上げてきて、こちらの運動量が落ちてしまった」と振り返った。