ワールドカップアジア最終予選で2敗目を喫した日本代表。オーストラリア戦は負けが許されない闘いになる。
追い込まれたチームのカンフル剤になるような博打的起用を考えてみた。
森保一監督はそのようなタイプではないうえ、今いる選手になるので当然ながら選択肢は限られるが。
GK
権田 修一 ⇒ 谷 晃生
失点というのは基本的に守備陣を含むチーム全体の問題だ。どんなに優れたGKでも完璧なシュートまで止めることはできない。
そのため、通常はケガかよっぽどの不調でなければ控え選手に出番は回ってこないのだが、チームの雰囲気を一新したい時にはまずGKが犠牲となるもの。2010年W杯前、楢崎正剛から川島永嗣への変更がそうだった。
権田には確かに経験という一日の長がある。ただ現時点でも若い谷との差は大きくなく、加えて谷の将来性は底を見せていない。東京五輪で活躍したという勢いもチームを変化を与えてくれるのではないだろうか。