10月7日、日本代表はワールドカップ2022・アジア最終予選の第3節を戦う。オマーン戦で敗れているため、もはやすべての試合が決勝戦のような状況だ。

相手となるのはサウジアラビア。中東では最も古くから強豪として力を発揮してきたチームだ。

中東地域ではどんな相手にでも常にボールを保持できるチームで、力関係を考えても決して日本が圧倒できるような相手ではなく、苦戦が予想される。

今回はそんなサウジアラビア代表のメンバーから、注意すべき6名の選手を選んでみた。

ムハンマド・アル・ウワイス

クラブ:アル・アハリ

ポジション:GK

2016年に行われた日本代表とのワールドカップ予選でサウジアラビア代表デビューを果たしたことで知られるアル・アハリの守護神。アル・ヒラルだのアル・ナースルなどに移籍するという噂がずっとあるが、なんだかんだとアル・アハリに残っている。

シュートに対する反応力に関しては見事なものがあり、先日行われたオマーンとの試合でも見事なセーブでチームを救った。敵地で戦うとはいえ、すでに1敗を喫していることを考えれば日本は攻勢をかけていく必要がある。そこに立ちはだかる彼の壁を破らなければいけない。