いよいよ始まる、カタールワールドカップ・アジア最終予選の10月シリーズ。日本代表は、7日(木)にサウジアラビアとアウェイで、12日(火)にオーストラリアとホームでそれぞれ対戦する。

特にサウジ戦は、日本代表が何度も難しい試合を強いられてきた中東アウェイゲーム。今予選の流れを左右する「真夜中のサバイバルマッチ」だ。

アジア最終予選をライブ配信するDAZN(※サウジ戦は独占)は、この10月の2試合を『逆襲の10月。この戦いに、すべてを懸けろ。』と位置付け、以下のように豪華な解説陣を配してきた。

■サウジアラビアvs日本戦

解説:水沼貴史
ゲスト:宮本恒靖
実況:下田恒幸

■日本vsオーストラリア戦

解説:戸田和幸
ゲスト:岡田武史
実況:西岡明彦

注目は、現役時代にワールドカップ2大会(2002年、2006年)に出場した宮本氏!今年5月までガンバ大阪の監督を務めていた44歳の元日本代表キャプテンが、代表戦中継でどんな言葉を発するのか今から楽しみだ。

そんな宮本氏のサウジ戦を前にした、熱いインタビューが届いたぞ。

――10月7日に行われるサウジアラビア代表とのアジア最終予選の中継にゲストとして出演されることになりました。まず、日本代表のここまでの戦いをどうご覧になっていますか?

まずオマーンとの初戦では、最終予選特有の硬さを感じましたね。相手を攻めあぐねる展開になり、嫌な展開から終盤に決勝点を奪われてしまった。オマーン代表の進化に触れたことで、改めて本大会出場権の獲得は簡単ではないと感じたのは確かです。

1-0で勝利した中国戦は少し相手が下がったことでゴールに迫ることができましたが、やや無難な攻撃に終始してしまった印象があります。もっと相手を引きつけてからパスを出したり、相手を動かすような持ち方をしたり、もう少し工夫ができたかなと思う部分はありますね。

ただ、なかなか思いどおりのサッカーをさせてもらえないのがアジア最終予選。その独特の重たさが出ていると思います。