UAEに本拠地を置いているエミレーツ航空がユニフォームの胸スポンサーとなっているレアル・マドリー。

しかしその契約は2021-22シーズンまでとなっており、その後についてはまだ未定となっている。

『Times』によれば、現在レアル・マドリーが次なるメインスポンサー候補として交渉しているのはサウジアラビアの国営企業グループであるという。

サウジアラビアは現在キディーヤ・プロジェクトという計画を進めており、2030年までにリヤド郊外に巨大リゾートを建築することを目指している。

そのプロジェクトを促進、そしてイメージを向上させるために、レアル・マドリーとのスポンサー契約を結ぶことを考えているそうだ。

また、サウジアラビアは女性の人権を侵害しているという批判を受けることが多いこともあり、イメージを改善させるためにレアル・マドリーの女子チームのスポンサーも務めることを希望しているという。

両者の戦略的パートナーシップに向けた話し合いは昨年3月からスタートしていたとのことで、すでに両者は議論を形式化するための覚書に署名しているとか。

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そして、もし契約が結ばれた場合はレアル・マドリーに対し10年間にわたって毎年1億5000万ユーロ(およそ191.6億円)が支払われるものになるそう。

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