今夏、大きな物議を醸した欧州スーパーリーグ構想。

UEFAは同構想を諦めていないレアル・マドリー、バルセロナ、ユヴェントスへの懲戒手続きに乗り出すも、スーパーリーグ側は法廷闘争に持ち込み、裁判所は原告を支持していた。

そうしたなか、『AP』は「UEFAはスーパーリーグの反逆者への懲戒処分を放棄した」と報じた。

6月にスペインの裁判所が懲戒処分の差し止め命令を出しており、UEFAはそれを一時停止。先週、裁判所は判決に従うように再度命じたため、UEFAは懲戒処分の正式な破棄を表明した。

創設12クラブのうち9クラブはUEFAとの和解案に合意していたが、UEFAは「9クラブに支払いの要求はしないことを通知した」とも発表。彼らは欧州コンペティションの賞金から5パーセントが徴収され、計1500万ユーロ(19億円)を支払うはずだったが、その支払いも消滅した。

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ただ、UEFAとスーパーリーグとの法廷闘争は欧州司法裁判所に持ち込まれることになっており、そこでUEFA側が勝訴した場合には3クラブに対する新たな懲戒訴訟を起こす可能性があるとも。

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