Qolyでは、Jリーグをさらに盛り上げる「DAZN Jリーグ推進委員会」の活動の一環として、2021シーズンも月間で最も印象深いゴールパフォーマンスを行った選手を「Jリーグ月間ベストゴールパフォーマンス」として表彰。選手へのインタビューを通じ、パフォーマンスの裏側にあった想いやエピソードなどを紹介する。

今シーズンの第5回となる、2021年7月の「Jリーグ月間ベストゴールパフォーマンス」にQolyが選出したのは、明治安田生命J1リーグ第21節のサンフレッチェ広島vsサガン鳥栖で、ジュニオール・サントスが披露したゴールパフォーマンスだ。

【動画】ジュニオール・サントスが“ラストゲーム”の川辺駿へ贈ったゴールパフォ!

この試合を最後にスイス1部のグラスホッパー・クラブ・チューリッヒへ移籍する川辺駿に向けたゴールパフォーマンス!激戦となった試合での先制弾だったこともあり、胸が熱くなった方も多いのではないだろうか。

そこでQolyは、広島の攻撃のキーマンであるブラジル人ストライカーを直撃!このセレブレーションを行った理由や、今季見せてきたスーパープレーの“裏側”、さらには推進力あふれるプレーの秘密などについて聞いてみた。

いろいろ聞いていくにつれ、プレーの根幹につながる深い話をしてくれたインタビューは必見!

(取材日:2021年8月11日)

川辺駿へ贈ったゴールパフォと、ガンバ戦のスーパーアシストについて

――ジュニオール・サントス選手は2019年7月に来日し、今年で3シーズン目です。夏は3回目かと思いますが、日本の夏には慣れました?

夏の暑さは全然問題ないです。もう慣れて、暑いほうが好きなくらいです。

――今シーズンから加入したサンフレッチェ広島のサッカーはどのように感じていますか?城福浩監督から言われていることももしよければ教えてください。

サンフレッチェがやろうとしているサッカーにしっかりと適応しようと、今も日々トレーニングに向き合っているところです。

城福監督からは、攻撃面ではDFの裏に抜ける動きを何回もやってほしいと言われていますし、守備面でもしっかりとチームの力になることを求められています。

――日本へ来る前のJリーグの印象と、実際にプレーしてみての印象はそれぞれどうでしょうか?

イメージをひと言で言えるほど日本のサッカーのことについては知りませんでした。

日本に来てから3つのクラブ(柏レイソル、横浜F・マリノス、サンフレッチェ広島)でプレーし、3人の監督と仕事をさせてもらっています。それぞれの監督がまったく違うサッカーをやろうとしているので一概には言えませんが、一つ言えることはスピード感。ブラジルで自分が慣れていたサッカーのスピードと日本のサッカーのスピードは違うと感じています。