イングランド代表ユニフォームといえば、ホームはホワイト、アウェイはレッドが鉄板のコンビネーション。

だが、そのパターンが崩れたことがある。自国開催だった1996年の欧州選手権(EURO1996)では、アウェイにグレーを投入した。歴代のユニフォームを見渡しても、文字通り“異色のキットカラー”である。

ここでは、その1996アウェイユニフォームをご紹介したい。

England 1996 Umbro Away

アウェイといえばレッド、という定番を崩したグレーのキット。EURO1996に向けたユニフォームだったが、その大会では準決勝のドイツ戦のみ着用している。

ポール・ガスコイン、アラン・シアラー、スティーヴ・マクマナマン、トニー・アダムス、テディ・シェリンガムといった選手が、このアウェイキットを着てドイツとの準決勝を戦った。