1位:ゲルト・ミュラー
所属したクラブ:バイエルン・ミュンヘンなど
出場数:427試合
ゴール数:365ゴール
彼よりも大きな選手、彼よりも速い選手、彼よりも高い選手はいくらでもいたが、彼よりもゴールを奪うのがうまい選手は一人もいなかった。この記録だけでも彼の偉大さは一目瞭然であり、2位のレヴァンドフスキでも“爆撃機超え”にはまだ80ゴール以上が必要だ。
ネルトリンゲンでキャリアをスタートさせたあと、初年度で31試合51ゴールというとてつもない結果を叩き出す。それが認められて1964年にバイエルン・ミュンヘンへと移籍し、それから1979年までプレーし続けた。
ブンデスリーガでプレーした14年で7回の得点王に輝いており、そのうちの5回では30ゴール以上を決めている。現役引退後はアルコール依存症に苦しんだがそれを克服し、長くバイエルン・ミュンヘンのリザーブでコーチを務めた。
【写真】「バイエルンでプレーしたことが忘れられた」スター10名
2015年にはアルツハイマー病に罹患したことを発表。さらに2021年8月に75歳で死去したことが伝えられている。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ