7月22日に開幕を迎える東京オリンピックのサッカー競技。五輪は23歳以下の選手15名とオーバーエイジの3名が登録できるが、今回は延期や新型コロナウイルスの影響もあって「24歳以下の19名とオーバーエイジの3名」でプレーできる。
しかしながら、来日したドイツ代表チームはオーバーエイジを含めて18名。ヨシュア・ヴァグノマンやニクラス・ドルシュ、イスマイル・ヤコブスが離脱したため、登録ギリギリの数となった。
UNSER TEAM FÜR TOKIO! 🇯🇵
— Team Deutschland | Fußball 🇩🇪 (@DFB_Junioren) July 5, 2021
Wir sind richtig stolz, mit diesen Jungs ein Teil von @TeamD zu sein 🖤❤️💛 心を込めて - #HERZZEIGEN!#WirfuerD #roadtotokyo pic.twitter.com/E6J2Y6djJj
【動画】東京五輪のメンバーを発表するドイツ代表の「日本アニメ風動画」。この中からもかなり離脱してしまった。
『Francfurter Rundschau』によれば、ドイツ五輪代表監督を務めているシュテファン・クーンツ氏は以下のように話したという。
シュテファン・クーンツ
「何人かの選手たちは(オリンピック出場を)望んでいなかったし、代表をサポートしたくないいくつかのクラブがあった。それは理想的な兆候ではない。
他のスポーツであれば、登録できる限りの数の選手を揃えられないことはないだろう。
1月には100名の招集候補リストを作らなければならなかった。そしてそこに載っている選手すべてを招集した。残っている全員を」
五輪はFIFAが定めるインターナショナルマッチウィークにあたらないため、各クラブには選手を派遣する義務がない。それによって各代表チームは選手の招集に苦戦している状況だ。
ドイツ代表は22日にブラジル戦、25日にサウジアラビア戦、そして28日にコートジボワール戦に臨む予定となっている。