――アウェイで0-2から終盤追いついて引き分けた10節の横浜FC戦が一つ、転機になったのかなと感じているのですがいかがでしょう?西村選手も今季初ゴールを記録しました。

どの試合がというのは特になくて、結果は出ていませんでしたが、一試合ごとに内容が良くなっている感覚はありました。チームとして少しずつ自信をつけて今の状態があるのかなと思います。

――今シーズンから手倉森誠監督が就任しました。西村選手は初めて指導を受けると思いますが、手倉森監督のサッカーはどんなサッカーですか?

「全員攻撃・全員守備」の連動したサッカーという印象です。

――個人的にはどんなことを言われます?

決められなかった試合のあとは、ダジャレも交えつつゴールのことを言われますし、様々なプレーの局面についても色々言ってもらっています。

――やはりダジャレは欠かせませんね(笑)。仙台は、ホームで勝てない試合が昨シーズンから本当に長く続きました。あの日々は選手としてどのように感じていました?

いやぁ…。不思議とアウェイでは勝てるんですけど、ホームで勝てない。勝ちたいと強く思っていても負けしまうという結果が続いて、正直理由も分かりませんでした。本当になぜだろうと。

ただ、そこを抜けた先に大きな喜びが待っていたので、あの試合はすごく自信になりました。

――12節の柏レイソル戦ですね。西村選手が決勝点を決め、1-0で勝利しました。ゴールを決めた瞬間はどうでしたか?

また追いつかれるんじゃないかという気持ちでした(苦笑)。ホームで戦う際は本当にそういうマインドになってしまっていたので…。今はそういったところがチーム全体としてすごく変わりました。