アフリカ系選手が「宙返り」をするワケ

――それでは本題です!まずは第12節の浦和レッズ戦、ゴールしたシーンを振り返っていただけますか?志知孝明選手からのクロスを左足でトラップし、見事なボレーシュートでした。

ありがとうございます。

今までこういったゴールは何回か決めたことがあります。いつも自分の中で心がけていることは、相手の守備にいかに難しい対応をさせるかということです。シュートもただ強く蹴るだけではなく、賢く打たなければいけません。

相手の守備が難しくなるよう、常に意識して自分はプレーしています。

――そしてゴールを決めた後、華麗な宙返り(バックフリップ)のゴールパフォーマンスを披露しました。一つ前のルヴァンカップ札幌戦でもやっていましたが、得意のゴールパフォーマンスなのですか?

いつもするわけではないのですが、小さい頃からやっています。練習もしました(笑)。

自分の中にある“子供心”から、ゴールの嬉しさや楽しさを純粋に表している感じですね。毎回やりたい気持ちもあるのですが、怪我をしてしまう可能性もあるので、自分も段々歳を取ってきましたし(笑)そこは気を付けていきたいと思っています。

――宙返りのゴールパフォーマンスは、アフリカ系の選手がやっている姿をよく見ます。何かモデルがあってやるようになるのでしょうか?

誰かの真似でやり始めるわけではなく、仰られたようにアフリカ系の選手がよくやるのは、バックフリップをすると楽しい!という気持ちが強いと思います。少なくとも私はそうですね。