今年2月23日に『サカつく』シリーズは25周年を迎えたが、『プロサッカークラブをつくろう! ロード・トゥ・ワールド』(以下サカつくRTW)としてはこの4月に3周年を迎えている
経営シミュレーションゲームの代表的な存在である『サカつく』。
従来の作品は、Jリーグなどの現実のシステムに合わせてそのままプレイするものだったが、この『サカつくRTW』は必ずしもリアル志向ではない。
自チームのレベルに応じてリーグが用意され、そのリーグを勝ち抜くとさらに上のレベルのリーグに挑戦できるという仕様に。その中で、自分が育てたチームを別のユーザーのチームと対戦させたり期間限定のイベントに参加させたりと、ソーシャルゲームに合わせた仕様となっている。
今回めでたく3周年を迎えたということで、これまで3年間プレイしている筆者がゲームの魅力をお伝えしてみようと思う。
① 発想がおかしい
筆者はもともと『サカつく特大号』をやり込んだ経験があり、この『サカつくRTW』がリリースされてから同作品に復帰。仕事の繁忙期を除いて継続してプレイしている。
『サカつく』のシステムとソーシャルゲームの相性がいいというのもあるが、もし単に仕事であればなかなか続かないもの。それでもこうして続けられているのは何か“刺さる”ものがあったということだろう。
それがなぜだろうかと考えてみたのだが、そもそもゲームを始めるきかっけとなったのがこちらである。
筆者が熱狂的なファンであった元日本代表FW久保竜彦さんがゲーム開始直後に助っ人として登場したこと。
日本人離れした身体能力と奇想天外なプレーでファンを魅了した久保さん。しかし「ゲームの顔」というイメージとはかけ離れており、その彼を起用する発想はちょっと普通では考えられないものである。
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そんな常識外れの挑戦にしょっぱなから心を打たれたのであった。