先日、ティグレスの一員としてクラブワールドカップにも出場していた元フランス代表FWアンドレ=ピエール・ジニャック。
ロリアンでデビューしてから活躍を見せ、2007年に移籍したトゥールーズで大ブレイクを果たし、その2年後にはフランス代表にも選ばれるストライカーとなった。
2010年にはマルセイユにステップアップすることになるのだが、彼は今回『RMC』のインタビューに対して「実はバレンシアからも誘いを受けていた」と明かしたという。
一時はバレンシアから送られたハムが美味しすぎて移籍に傾いていたというが…。
アンドレ=ピエール・ジニャック
「2010年、リヴァプールに移籍するか、マルセイユに移籍するかを迷っていた。それを決める直前に、バレンシアを断っているんだ。
バレンシアは、僕にとても美味しいハムを送ってくれたんだけどね。それで少し行きたくなったことは間違いない。
その時バレンシアはウナイ・エメリ監督の時代だった。ジェレミ・マテュー(元トゥールーズのチームメイト)もそこにいた。
監督は戦術的なプランを説明してくれたが、僕はそれを受け入れなかった。リヴァプールのオファーも断ることができた。マルセイユに行くためにね。自分の夢を実現させたんだ」
2015年からメキシコにわたってティグレスでプレーしているのだが、どうやら彼は非常にこの地を気に入っているようで、引退後も居住したいのだそう。
ただ、指導者になってからは愛するマルセイユに戻りたいという野心も持っているそうだ。