ユニークなユニフォームが毎年発表されるスペイン。

今年最も注目を集めたのは、何と言ってもCDギフエロが発表した「生ハム柄」のユニフォームだろう。

生ハムの生産地ということで、ユニフォーム全面に生々しいハムのプリントをあしらったこのデザインは世界的に大きな話題となり、3部のクラブでありながらその名は世界中に知れ渡った。

さて、そんなCDギフエロはこのほどコパ・デル・レイの1回戦ポンテベドラ戦に勝利し、2回戦に進んだそうだ。CDギフエロはこれまで一度も1回戦を突破したことがなく、歴史的快挙と言って良い。

CDギフエロは3部に相当するセグンダBに在籍しており、シーズン開幕後は2連勝。リーグ戦でも好調を見せているのだが、実は「生ハム柄」なのはユニフォームだけではなかった。

そう、実はこのCDギフエロ、選手用のリュックも生ハム柄を取り入れていしまったのだ!

クラブカラーである緑色との組み合わせがなんとも奇妙だが、これも生ハムへのこだわりゆえ。なかなか斬新なデザインである…。

【次ページ】CDギフエロの「生ハム作戦」はまだ終わらない!