長友佑都選手も所属していたトルコ1部のガラタサライで、芝の状態に不満を述べた選手が解雇されるという事件があったようだ。

ことの発端は先週の日曜日、ガラタサライがホームで2-2とシヴァススポル相手に引き分けた試合の終了後だった。

『L'Equipe』によれば、2017年からガラタサライでプレーしているモロッコ代表MFユネス・ベランダが、メディアに対して以下のように話したそう。

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ユネス・ベランダ

「このようなグランドでやるのは簡単じゃないよ。我々はガラタサライなんだ。普通なら、リーダーは解決策を見いださなければならないよ。彼は我々がこんなところでサッカーをしていることを知っているのだから。

TwitterやInstagramに夢中になったり、マスメディアの世話をしたりするよりも、グランドに気を配ってほしい。

とはいえこのフィールドでプレーしているので、我々は最高のコンディションでプレーできるように努力しなければいけない。

このスタジアムの芝は、我々の練習場のほうがまだいい状態にあるくらいだけどね。正常なことか?そうじゃないだろうね」

スタジアムの芝の状態があまりにも悪いと訴えたベランダは、一部のファンから反感を持たれている選手の一人でもあったため、SNSでは大きな議論が巻き起こったという。

そして、それを受けてガラタサライは3月10日付けでベランダの契約を解除することを決定。その理由は、「クラブの理事会の評判を傷つけ、懲戒規則に違反し、当事者同士の関係を耐え難いものにした」ためであるとのこと。

ファンと対立しているとはいえ、22試合で6ゴールを決めていた中心選手の一人であるベランダを突然解雇するとは…様々な国で驚きが広がっているようだ。

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