アイントラハト・フランクフルトが強い。

2月20日に行われたドイツ・ブンデスリーガの第22節で、世界チャンピオンにして“6冠王者”であるバイエルン・ミュンヘンを2-1で撃破。

この時点でリーグ11戦無敗を記録し、その後1分1敗となっているものの、先週末を終えた段階でリーグ4位に付けているのだ。

フランクフルトといえば、日本人にとって大変に馴染の深いクラブであろう。

高原直泰(現・沖縄SV監督兼選手兼代表)に始まり、稲本潤一(現SC相模原)、乾貴士(現エイバル)、さらに現在も長谷部誠、鎌田大地が所属している。

それに加えて、今季のサッカーには「これはJクラブのサッカーか?」と思わせるような“日本サッカー”の長所が垣間みられる。

そこで今回は、“和式”フットボールともいえるような内容で躍進するフランクフルトの戦いを紐解いてみよう。