――昨シーズンはセンターバックにも挑戦し、相手のストライカーと直接対峙するなど別のタスクが色々と求められました。
ミーティングではチーム全体の話をしますし、様々なポジションのことを監督やコーチ・スタッフが伝えてくれます。そこをしっかり聞いていれば、誰でもどこのポジションでもできるんじゃないかという感覚が自分の中ではあります。
与えられるタスクや、自分がボランチをやっていく中で「ここのポジションならこういうプレーをしてほしいな」といったピッチ内で感じている部分もたくさんありました。そうした自分の考えを整理しつつ監督やコーチ・スタッフの声もたくさんあったので、やるべきことはしっかりやれたと思っています。
――別のポジションでの経験が、ボランチでプレーする上でも役に立つ?
色々なポジション・視点でプレーしたことで、自分がボランチに入った際のアイデアなどもたくさん出てきました。
センターバックであればパス一本一本の重みや責任感をすごく感じましたし、練習の時からより意識してプレーするようになりました。複数のポジションをやったことが自分の成長につながっていると強く感じています。
――サガン鳥栖と言えば、松岡選手も在籍していたアカデミーの存在に触れないわけにいきません。昨年末にはU-15とU-18がともに全国優勝を達成しました。その強さの秘密、良い選手が次々と出てくる理由は何ですか?
要因はたくさんあると思います。良い環境の中でプレーできていますし、学校側の厚いサポートやコーチングスタッフの細部までこだわる指導。また全体として強度があり、練習試合や練習の中での“小さな部分の勝利”に強いこだわりを持っています。挙げだしたらキリがないですね。
12月に関東などで開催されたサッカーの全国大会で優勝したサガン鳥栖U-15とサガン鳥栖U-18の選手・監督が本日、優勝報告のため、市長を表敬訪問しました㊗️㊗️
橋本市長は「コロナでモチベーション維持などが難しい中、全国優勝を果たされたことを大変うれしく思います」とたたえました👏✨ pic.twitter.com/20dQtJVQy5
— 佐賀県鳥栖市 (@tosu_city) January 19, 2021
本当に多くの方に支えられていて、地域の方に「いつも応援しているぞ」とたくさん声をかけてもらいます。そういった部分もすごく大きいと思います。
――2018年からオランダの名門アヤックスと結んでいた育成面でのパートナーシップによるプラス面もありましたか?
自分たちが成長するためのアドバイスや、新しいこと、海外での事例など、様々なことを教えてもらいました。