三笘薫(川崎フロンターレ)

ポジション:MF、身長体重:178cm/71kg、成績:30試合13得点12アシスト、出身大学:筑波大

J1史上新人最多タイ得点とアシスト数リーグ1位で川崎の攻撃の核となった三笘は何もかもが別格だった。

力強い推進力と繊細なタッチを兼備したドリブル突破は圧巻の一言。優れた状況判断に、正確無比なシュートフィーリングを持つウルトラルーキーの存在は川崎を除く全チームにとって脅威でしかなかった。

大卒ルーキーで唯一Jリーグベストイレブンに選出され、その形容しがたい活躍はMVPに匹敵するものだった。

今後五輪代表、日本代表としての活躍も期待され、海外クラブも黙ってはいないだろう。国内2冠、チーム初の天皇杯優勝を決める決勝ゴールとあれば、来季も圧倒的なプレーを披露するだろう。

この他にもFC東京の中村帆高、北海道コンサドーレ札幌の金子拓郎、横浜FCの瀬古樹、V・ファーレン長崎の毎熊晟矢らと紹介したい大卒新人選手は多くいる。

あるJリーグ関係者も「20年に一度出るか出ないかの優れた世代。今後芽が出る選手が続々出てくると思う」と称えていた。今後も2020年シーズンの大卒選手たちから目が離せない。

【厳選Qoly】この冬、Jリーグにやって来るかもしれない外国人選手たち(2024-25年/MF・DF・GK編)