川崎フロンターレに所属しているMF守田英正に、ポルトガルリーグへの移籍話が持ち上がっている。
今季のJリーグで圧倒的な力を発揮したチームの中、ミッドフィールドで守備的な仕事をこなしバランスを取っていた重要な選手だったが…今冬海外への挑戦に向かう可能性は高いという。
その移籍先と目されているのがCDサンタ・クララというクラブ。世界でも有数の「離島チーム」として知られる。
サンタ・クララが本拠地を置くのは、あの名FWパウレタの故郷でもあるアゾーレス諸島のポンタ・デルガダ。リゾート地の一つとして知られる都市だ。
首都リスボンからは西へおよそ1500km。これは東京から沖縄とほぼ同じような位置関係である。
2017-18シーズンに2部で2位となり昇格に成功してからは、クラブ史上最長となる3年連続での1部残留に成功。
昨季は新型コロナウイルスの影響で移動が制限されたため本拠地が使えず、リスボン近郊でホームゲームを行うという状況の中で9位という成績を残している。
日本と比べて恵まれた環境とは言えないだろうが、かつてはパウレタが本土でホームシックにかかって一度戻ってきたほどの場所。馴染むことができれば素晴らしい場所なのかもしれないぞ。