――ジェジエウ選手は今季のリーグ戦で3つのゴールを決めました(名古屋戦2点、横浜FM戦1点)。一番印象に残っているゴールは?

一番覚えているのは1点目。自分のJリーグでの初ゴールです。

あとは横浜F・マリノス戦で決めたゴールですね。同点の状況の中で試合終了間際に決めることができたのはすごく印象に残っています。

――鬼木達監督には普段どんなことを言われますか?

監督からは「前線に行ったらヘディングでゴールを決めてくれ」と加入した時からよく言われています。

そうした部分とは別に、自分のプレーに関しては「怖がらずに積極的にプレーしてほしい」や「ビルドアップの時にもう少し注意力を持って、しっかり集中してボールを回してほしい」といったことを要求されています。

――ジェジエウ選手は2019年に加入して今年で2シーズン目です。そもそもどんな経緯で日本の川崎フロンターレへやってきたのですか?

ブラジルのシーズンが終わるくらいのタイミングでオファーをいただきました。川崎フロンターレの歴史を見た時に、2年連続でタイトルを獲っている。またそれ以前も優勝争いを常にしている素晴らしいクラブだということを知り、迷うことなく入団することを決意しました。

――来日する前のJリーグの印象と、実際にプレーしたJリーグの印象、それぞれどんな感じでしょう?

来日する前の自分のイメージとしては、日本のサッカーは「すごく速い」。サッカー自体が速く、選手たちのスピード感も速いというものでした。

そして実際に日本でプレーするようになって感じたことは、まさに自分がイメージしていた通りだということです(笑)。それに対してうまく順応できたことで今シーズンはこのようにプレーすることができたのではないかと思います。